業績・財務

KRG R5(2023)年度 決算報告

関係者各位

2024年8月1日
ケーアールジー株式会社
代表取締役 やすひさてっぺい

 

KRG 令和5年度(第10期) 決算報告

 

ケーアールジー株式会社(東京都江戸川区、代表取締役やすひさてっぺい)は、2023年6月1日より続いたケーアールジー株式会社の10期目の決算を5月31日で締め、7月26日に定時株主総会を経て7月31日に所管の税務署へ申告を行ったことを報告申し上げます。

ケーアールジー第10期決算書イメージ上記、決算報告書をクリックしますと、B/S、P/Lが確認できます。
なお、4半期での4Q報告とズレがある場合がありますが、こちらが正しい情報となります。

なお、参考までに中小機構の経営自己審査システムの診断結果も併せてお知らせいたします。

経営自己審査システム診断結果

 

第10期(R5.6〜R6.5)について

大きなトピックスとして、第9期の終わりにIT事業を併合しIT事業を拡大しましたが、そこでの相乗効果を生み出すことができない結果となりました。
全体事業の数値としては収支はゼロ付近(▲58万円)での着地となりましたが、特別損失が約900万円ほどとなりましたので、最終的には約1000万円の赤字となりました。昨年1500万円の黒字であったことを考えると、2/3は黒字分を帳消しにしてしまった結果となりました。
なお、他人資本に関してはほぼ役員貸付ですので、自己資本的他人資本であります。

R5(2023)BSPL

結果要因

今回の結果に至る原因は、定時総会でもご案内を致しましたが、下記の通りでございます。

KRG-R5-reason

仕入原価が高騰はしましたが、勢いをつけて大きく羽ばたく為、そこから設備投資や研究開発などの投資をしましたが、期中に生かすことができず原価や経費に埋もれる結果となりました。

事業別P/L

R4-R5P/L比較:タレ事業

R4-R5P/L比較:マネジメント事業

R4-R5P/L比較:IT事業

上記3事業以外はその他となっております。
事業別では全ての事業の利益を伸ばせた形になりました。
なので、それらを全て飲み込むF(固定費や未来投資)となったということです。
今一度、固定費を削れるだけ削り、R6年度の8ヶ月間を走り抜けたいと考えております。
なお、前期でご提示した事業区分は下記でしたが、

ケーアールジー事業区分(前期の報告)

  1. IT事業
  2. タレ卸事業(からあげFC事業)
  3. プロダクション事業(協会、キッチンカー、モデル)

そこまで大きくは変わりませんが、

ケーアールジー事業区分

  1. IT事業
  2. タレ卸事業(からあげFC事業)
  3. マネジメント事業(協会、キッチンカー、モデル)

と名称が少し変えて管理をしております。ので宜しくお願い申し上げます。

第11期(R6.6〜R7.1)について

R6年度でのトピックスとしては2点あります。
一つは決算期を5月決算から1月決算へ変更すること。
もう一つは、重点事業を2つに絞りつつ、既存事業はそのまま追加投資は行わないで進める方針です。
決算期変更の理由は、当初5月は税理士の意向で決定しましたが、どうもしっくりこなくて、二十四節気の立春からスタートさせていたと考え、2月初旬の立春を頭の方に持ってくる形で1月決算とさせて頂きました。
重点事業の設定と、その内容についてですが、下記2つの事業を重点事業とします。

  1. IT事業
  2. 協会事業(設立・運営・受託)

とは言っても、受託開発とかではなく、ITや協会ノウハウを絡めた様なノウハウ事業となりますのでマンパワーの不足が予想できます。
事業として伸びる様であれば、ノウハウ提供が可能なコンサル営業が可能な人材を入れる必要が出てきます。
人材の獲得が難しい場合は、いつも通りITでの仕組化で対応することになり、もしそうなるとシステム開発の投資が少し必要になる形となります。

最後に

新しい体制になって初めての決算を迎えましたが、なかなか苦しい結果となりました。
更に、今期は8ヶ月で決算となりますので更に結果が見えない状態ではありますが、全力で臨みたいと思います。
引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 





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