業績・財務

KRG R6(2024)Q3 業績情報

ケーアールジー株式会社の令和6年度8月〜10月第3四半期(Q3)の業績情報をお知らせ致します。

KRG 令和6年度(2024年度)Q3業績概況

MQ-PL-BS-R6Q3

KRG 業績推移

過去3年間の業績推移を四半期単位で情報を取りまとめましたので、ご報告申し上げます。
業績は四半期単位単体での推移をグラフで掲載いたします。
※R6に決算期変更をした兼ね合いで比較が難しくなった為、新四半期に合わせて再計算をし対比させております。

PQ(売上)推移

PQ-trackR6Q3

 

qp(gross profit: 売上総利益)推移

gp-trackR6Q3

M率(粗利率)推移

m-trackR6Q3

 

opp(operating profit: 営業利益)推移

opp-trackR6Q3

odp(ordiary profit: 経常利益)推移

odp-trackR6Q3

 

np(net profit: 純利益)推移

np-trackR6Q3

 

自己資本推移

ec-trackR6Q3

 

MQ会計表(P/L)の表示形式変更と推移グラフの変更

業績といえば利益推移ということで、それぞれの利益推移を過去3年間一覧で見える様に変更いたしました。
MQ会計表に関しましては、少しでもテンションを上げようとはカラフルに変更しました。

決算期変更に伴い表記変更

決算期変更に伴いまして、初めて正しい3ヶ月での情報が整いました。
というのも今期は8ヶ月間しかなくQ2の途中からスタートしたので、Q2が2ヶ月間だけでした。
これに伴いまして、新四半期(春2〜4月、夏5〜7月、秋8〜10月、冬11〜1月)に合わせて再集計を行い、過去との比較がしやすい様に整えております。
その為、今期はQ2の途中からスタートし営業利益でも何とかギリギリ黒字を出せたと報告( [KRG-IR] R6期(第11期) 2Q決算報告訂正 )しておりますが、前期最終月(5月)が単月赤字でそれを再集計のため組み入れ(実際のQ2は6〜7月の2ヶ月だったのを前期から5月を引っ張って再計算)した為、表記上赤字となっております。

KRG R6Q3短観

P/L B/S 共に成長した結果となりました。
詳細に関しては、下記にて説明申し上げます。

P/L解説

内容的にはPQ(売上)、G(営業利益)、np(純利益) 共に大幅に上昇した形となりました。
これは、仕掛かりであったシステムの納品が完了し、前受金が売上に転嫁した為です。
かなりGが出て、次に解説するB/Sの自己資本もだいぶ回復しましたので、この3ヶ月は非常によかったと思います。
固定費が11,434で3ヶ月で割ると単月平均400万位になっているので、もう少し抑えられないと利益が出しづらくそこが課題の一つとなります。と言うのも、固定費で出力上げて売上に転嫁したという良いイメージではなく、普通に何も考えずにやっていたらここまでかかってしまったという状況と考えているので、もう少し考えて固定費を削れたらと考えています。
この時勢の中で考えるに、KRGのM率を70%まで引き上げないとこれからかなり厳しい状況になると予想しています。
今回は前受金がそのまま売上に乗っかっているのでたまたま70%を越えていますが、普通に考えると7,000くらいマイナス計上なので、利益すら出ていません。通常状態でM率70%を目標にしていきたいと思います。

B/S解説

前期の貸付に関して処理を進めた為、固定負債、流動負債が大幅に減少し、自己資本が95%まで戻りました。
全体的にバランスが小さくなっておりますが、上述を進めた為です。
また、今期はGもnpも大きくなりましたので、Q2 ▲39,351→ Q3 ▲24,746 と約15,000自己資本が増えました。
もう一声▲10,000台まで戻したいですがQ4では海外出張などでお金をかける方が多いのでそこまで期待できず、▲30,000台に落ちない様頑張る必要があります。

KRG Q3総括

昨年のこの時期はマジで最悪な状況で、自分でもかなり混乱していた記憶があります。
対比でもわかりますが、純利益マイナス1400万ほど出ていましたので本当に泣きそうというか、泣いていました。
どうしたらいいんだ?と右往左往して、腹を括るまで相当な時間を要してしまっていたと思います。
今年はたまたまとは言え何とか汚名返上できたかと思いますが、まだ安心できる状況ではないのでQ4に向けて走り抜けたいと思います。

 

 





TOP