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[KRG-IR] R8期(第13期) Q1決算報告

KRG INVESTOR RELATIONS

[KRG-IR]令和8年度(第13期)第1四半期 決算報告

― MQ会計(STRAC)で見る 第1四半期の損益構造 ―

前期(R7・第12期)通期経常損失 △22,957千円/当期純損失 △24,337千円/f/m比率 166%
R8 第1四半期売上 33,865千円/経常利益 7,058千円/f/m比率 71.1%/純資産 20,550千円/自己資本比率 44.4%

本資料は損益を西順一郎先生のMQ会計(STRAC)の構造で開示するものです。

PQ売上
¥33,865
約 3,386 万円
MQ粗利
¥24,463
MQ率 72.2%
G経常利益
¥7,058
当期黒字(前期通期 △2,434万)
F固定費
¥17,405
F1〜F5(営業外含む)
f/m比率
71.1%
前期 166%(D)から改善
純資産
¥20,550
自己資本比率 44.4%
第1四半期のポイント:前期(R7通期)はf/m比率166%(粗利<固定費)の赤字構造でしたが、当四半期はf/m比率71.1%。粗利(MQ)が固定費(F)を上回り、経常利益+706万円の黒字。純資産は1,348万円→2,055万円、自己資本比率は29.6%→44.4%へ。

第1四半期トピックスQ1 TOPICS

業績
第1四半期は経常利益706万円の黒字。ただし前期からの売上計上のずれ(前受金の当期計上)による部分が大きく、当四半期単体の実力を示すものではありません。
IT事業
協会専用管理システム「fans(ファンズ)」の Ver.3 を開発中。第2四半期に fans3 のテストリリースを予定しています。
協会事業
教育事業「協会大學校」を準備中。第2四半期よりテストマーケティングを開始する予定です。
タレ事業
小売を新たな販売チャネルで展開し、販売を開始しました。
組織・人材
R8年度第1四半期に新卒採用を実施し、2名を採用。R8年度新卒入社より週休4日制度(選択制)を導入しました。日本大学芸術学部演劇学科出身者が、週3日稼働の正社員として勤務しながら俳優業を継続しています。大手と正面から競合しにくい採用環境の中、採用コストを大きく抑えつつ、「報酬より時間」を重視する優秀な人材の獲得を狙い、奏功しました。

損益計算書(要約)P/L

単位:千円 / 第1四半期(春・2〜4月)単体
科目金額対売上(PQ)比
PQ売上高33,865100.0%
VQ売上原価(変動費)9,40227.8%
MQ売上総利益24,46372.2%
F販売費及び一般管理費17,35751.3%
営業利益7,10721.0%
営業外損益(F3)△48△0.1%
G経常利益(=当期純利益)7,05820.8%

※ 本表は第1四半期(春・2〜4月)単体。IT事業の年間契約(ランニング)等が期初に計上されるため、通期に対して第1四半期の売上構成比が大きくなる傾向があります。第2四半期以降は次回の報告で開示します。

貸借対照表(要約)B/S

直近時点の財政状態。単位:千円。

資産の部

現金及び預金16,665
売上債権(売掛金)11,029
その他流動資産3,092
流動資産 合計30,786
無形固定資産(ソフトウェア)14,221
投資その他の資産2,406
有形固定資産(償却後)△1,174
固定資産 合計15,453
資産 合計46,238

負債・純資産の部

流動負債9,756
長期借入金5,625
役員借入金10,307
負債 合計25,688
資本金38,300
資本剰余金33,000
利益剰余金△50,750
純資産 合計20,550
負債・純資産 合計46,238

※ 有形固定資産(償却後)が△1,174千円とマイナスになっているのは、利用している会計システム(FMクラウド会計)の仕様により、無形固定資産(ソフトウェア)の減価償却を無形側で処理できず、有形固定資産側で償却計上しているためです。実際に有形資産が不足していることを示すものではありません。

B/Sの健全性:繰越損失(△50.7百万円)を抱えつつ、資本金・資本剰余金(計71.3百万円)により純資産プラス2,055万円・自己資本比率44.4%。前期1,348万円から回復し、R8計画「自己資本2,800万円回復」へ前進。

STRAC図(MQ会計表 P/L)STRAC / MQ ACCOUNTING

▶ この図でわかること:売上(PQ)が変動費(VQ)と粗利(MQ)にどう分かれ、その粗利が固定費(F)と利益(G)へどう配分されたか。当四半期の損益構造が一目で分かります。

縦の高さ全体がPQ(売上)。PQを縦にVQ+MQに分け、MQをさらにF+Gに分けます。狙いは右下のG(経常利益)です。

KRG inc. MQ会計表 P/L 令和8年度 第1四半期(R8 Q1) 単位:千円 PQ(売上) 33,865 VQ(仕入原価) 9,402 MQ(粗利) 24,463 F(固定費) 17,405 G(経常利益) 7,058 当期黒字 VQ率 27.8% MQ率 72.2% f/m比率 71.1% g/m比率 28.9% Fの内訳(千円) F1 人件費6,353F2 経費6,957F3 営業外48F4 未来投資2,376F5 減価償却1,670 F 合計17,405
PQ 33,865 = VQ 9,402 + MQ 24,463 MQ 24,463 = F 17,405 + G 7,058

※ 単位:千円。Fは営業外(F3)を含むため、G=経常利益(=当期純利益)です(特別損益なし・法人税等は繰越欠損金により未計上)。f/m比率=F÷MQ。g/m比率=G÷MQ。

固定費(F)の内訳FIXED COST

▶ この表でわかること:黒字・赤字を左右する固定費(F)が、人件費・経費・減価償却・営業外・未来投資のどこにいくらかかっているか。

単位:千円
区分金額F比内容
F1 人件費6,35336.5%役員報酬・賃金・パートナー費
F2 経費6,95740.0%家賃・通信・手数料・旅費・貸倒 等
F3 営業外480.3%支払利息−受取利息・雑収入
F4 未来投資(戦略費)2,37613.7%研究開発・広告・研修 等
F5 減価償却費1,6709.6%ソフトウェア・車両 等
F 合計17,405100.0%f/m比率 71.1%

経営指標KEY METRICS

▶ この指標でわかること:自己資本の厚み(安全性)と、利益を生み出す効率(収益性)。f/m比率は100%を下回るほど黒字体質です。

自己資本比率
44.4%
純資産 ÷ 総資産
f/m比率
71.1%
F ÷ MQ(100%未満=黒字)
安全余裕率
28.9%
この幅まで売上減でも黒字
ROE
34.3%
純利益 ÷ 自己資本
※当四半期累計
ROA
15.3%
純利益 ÷ 総資産
※当四半期累計
EBITDA
¥8,777
営業利益+減価償却費

f/m比率ランク(西式MQ会計・目安)

ランクf/m比率評価
S〜59%超優良企業
A60〜79%優良企業← R8 第1四半期 71.1%
B80〜89%普通企業
C90〜99%危険水域
D100〜199%赤字企業← 前期 R7 166%
DD200%〜倒産路線

※ f/m比率(=固定費F÷粗利MQ)による格付けの目安。R8第1四半期は A(優良企業) に位置し、前期R7の D(赤字企業) から改善しました。

事業別セグメント損益BY BUSINESS LINE

▶ この表でわかること:売上をどの事業が牽引し、どの事業が高い粗利率(=稼ぐ質)を持っているか。

R8計画の3事業フレーム(タレ・協会/マネジメント・IT)でMQを分解。MQ率が事業の“質”を示します。

単位:千円 / MQ率 = MQ ÷ PQ
事業セグメント売上 PQ構成比変動費 VQ粗利 MQMQ率
IT事業(サーバー/開発/外販)26,80579.2%8,27118,53469.1%
協会(マネジメント)事業6,08718.0%4855,60192.0%
タレ事業8582.5%42743250.3%
その他1150.3%411196.8%
未配賦変動費215△215
合計33,865100.0%9,40224,46372.2%
読みどころ:売上はIT事業(79.1%)が牽引する一方、協会(マネジメント)事業はMQ率92.0%と極めて高収益。R8計画の「fans3を協会運営OSとして提供」「1.2億PQの自動回収」と整合しています。

前期(R7)との比較R7 vs R8-Q1

▶ この表でわかること:売上規模ではなく“収益構造の質”が前期からどう変化したか(粗利率・f/m比率・最終損益・自己資本)。

時点・期間が異なるため売上額の単純比較はできませんが、収益構造の“質”を示す比率は比較できます。

指標R7(第12期)R8 第1四半期評価
MQ率(粗利率)51.7%72.2%改善
f/m比率(F÷MQ)166%(D)71.1%黒字水準
G(最終損益)△24,337+7,058黒字化
自己資本(純資産)13,48520,550回復

※ f/m比率は100%を超えると粗利で固定費を賄えない赤字構造。R8-Q1は71.1%=MQがFを上回る黒字構造に転換しています。

業績推移(新四半期・過去3年)QUARTERLY TREND

▶ このグラフでわかること:単発の数字ではなく、売上・利益・自己資本が過去3年でどう動いてきたかの流れ。

決算期変更(旧5月決算→1月決算・R6期)に伴い四半期の区切りが変わったため、過去と現在を同じ土俵で比較できるよう新四半期(春2〜4月/夏5〜7月/秋8〜10月/冬11〜1月)へ再集計しています。単位:百万円。

FY23FY24FY25(R7)FY26(R8)010203011.9夏2311.3秋2314.3冬2317.5春2417.3夏2429.3秋2417.1冬2411.7春2514.3夏2519.8秋2520.9冬2533.9春26百万円

売上高(PQ)。R8第1四半期(26春)は前期からの売上計上ずれ(前受金の当期計上)を多く含むため一時的に33.9百万円と突出。実力ベースの水準とは異なります。

FY23FY24FY25(R7)FY26(R8)-10-50510-1.3夏23-7.2秋23-2.5冬23-0.8春24+10.7夏24+9.9秋24-4.4冬24-10.3春25-4.6夏25-6.7秋25-2.5冬25+7.1春26百万円

経常利益。FY24の黒字(24夏=補助金約10百万円、24秋=大型IT受注)を除き赤字が続き、R7(FY25)は全四半期赤字。R8第1四半期に+7.1百万円で黒字転換

FY23FY24FY25(R7)FY26(R8)01224364840.0夏2325.4秋2322.4冬2321.5春2432.5夏2444.4秋2440.0冬2427.5春2522.9夏2516.2秋2512.5冬2520.6春26百万円

純資産(自己資本)。39〜44百万円の水準から、R7(FY25)にかけて12.5百万円まで低下。R8第1四半期に20.6百万円へ回復

通期業績推移(年度)ANNUAL

単位:千円
期間売上高経常利益当期純利益純資産(期末)自己資本比率
第9期22/6–23/552,34915,24415,06441,33994.0%
第10期23/6–24/554,926△583△9,55231,78763.0%
第11期24/6–25/1(8ヶ月)60,6674,1206,03637,82285.5%
第12期(R7)25/2–26/166,806△22,957△24,33713,48529.6%
第13期(R8)
第1四半期実績
26/2–26/433,8657,0587,05820,55044.4%
第13期(R8)
通期計画
26/2–27/1120,00011,87028,000

※ 第9・10期は旧5月決算(各12ヶ月)、第11期は決算期変更により8ヶ月、第12期以降は1月決算(12ヶ月)。期間が異なるため通期額の単純比較には注意が必要で、上の四半期推移が実質的な比較になります。経常利益の各期末「決算整理」は通期に含みます。

R8事業計画への進捗VS R8 PLAN

通期計画(売上1.2億円・利益1,100万円・自己資本2,800万円回復)に対する第1四半期時点の到達度。

売上 進捗
28%
3,387万 / 計画 1.2億
利益 進捗
64%
707万 / 計画 1,100万
自己資本 回復
73%
2,055万 / 目標 2,800万

※ IT年間契約の期初認識により売上・利益はQ1に偏重します。下期の協会(マネジメント)事業のPQ自動回収が通期達成の鍵です。

代表取締役メッセージMESSAGE FROM THE CEO

第1四半期は経常利益706万円と黒字になりました。ただし、この黒字の多くは前期からの売上計上のずれ(前受金の当期計上)によるもので、当四半期単体の実力が大きく改善したわけではありません。そこは率直にお伝えします。

当社はいま、人材の登用を進め、あえて固定費(F)を厚くかける方向へ舵を切りました。今期はその準備と投資の段階であり、その成否は第2・第3四半期で見えてきます。

最優先は、当社の協会(マネジメント)事業を核とした教育事業の展開です。協会運営のノウハウを体系化した「協会大學校」を、いよいよ事業として立ち上げます。6月から受講者の募集を開始し、テスト運用に入ります。協会経営120項目をパッケージとして提供し、これを次の収益の柱に育てます。

課題も率直に共有しながら、再生を着実に前へ進めてまいります。

代表取締役 やすひさてっぺい

  • 金額は千円単位(千円未満を四捨五入)で表示しています(例:¥66,805,683 → ¥66,806)。STRAC図・推移グラフを含め単位を統一。比率は四捨五入のため、内訳と合計が一致しない場合があります。
  • 本資料は西順一郎先生のMQ会計(STRAC)に基づき、当社の管理会計区分(PQ・VQ・F1〜F5)で作成。F1=人件費、F2=経費、F3=金利(営業外)、F4=戦略費(未来投資)、F5=減価償却費。
  • f/m比率=F÷MQ。安全余裕率=1−(損益分岐点売上÷売上)。ROE・ROAは当四半期累計の純利益による期間値(年換算前)。
  • R7数値は第12期定時株主総会報告に基づく概算。第3・第4四半期は未到来で、確定値は通期決算にて改めて開示します。

ケーアールジー株式会社(KRG inc.)
代表取締役 やすひさてっぺい

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