業績・財務

KRG 202306-2Q 業績情報

ケーアールジー株式会社の令和5年度9月〜11月第2四半期の業績情報をお知らせ致します。

KRG 令和5年度(23年度)2Q業績概況KRGレポート23-2Q

 

KRG 令和5年度(23年度)業績推移

KRG2023-2Q推移

 

KRG 23/2Q説明

第2クオーターは想定以上の赤字となりました。
大きな要因は入金ずれと経費の増大です。
また、1Qの数字を調整したことも報告します。
本業以外の印刷事業を受注した分を計上しておりましたが損益率が大幅に変わる為、借受金での処理へ変更いたしました。その為前回報告と数字が変わっておりますことを報告致します。
さて2Qの報告ですが、本来2Qで入ることを想定していた大型サイト構築の売上が12月へ入金ずれを起こした為、その分の700万ほどが翌期(3Q)にずれ込んだ結果、キャッシュ的にかなり苦しい状況となりました。
想定的には今期での経費をその利益で受けとめる算段でしたが、結果丸坊主に近い状態ですので、決算的にも惨憺たる結果となっております。
ボストン視察及び事務所移転の費用が2Qに本格的に計上され、未来投資(F4)への振分ではなく経費(F2)として計上した為、かなり大きな金額となっております。どこまでこの未来投資が芽吹くのかと問われた時に明確に答えることができない為(とは言え、未来投資とはそういうものではありますが…)誰に問われても納得の形として、また今後の経理ルールの徹底を想定してF2で計上させて頂きました。

KRG 23/3Qの想定

1400万の受注に関してはずれ込んだ半金700が入り、キャッシュは少し落ち着くかもしれませんが1Q時の説明にも挙げました通り、着手金半金の処理が売上ではなく借受金処理となります。
自社開発のフランチャイズポータルシステムの開発でキャッシュを使う予定です。開発予算1500万円を賭して行うプロジェクトで、KRG史上最大級のチャレンジとなります。
前期(2022年度)で既に半分の払込は終えており、この23/3Qで残りの払込を済ませる予定です。
計上としては資産となりますので決算上は割と悪くないかもしれませんが、この開発費用がそのままキャッシュとして流出しますので依然として財務状況には注意が必要です。
この開発が1月で支払いを終え、3Q中にデモサイトを完成させる予定です。
このシステムの販売開始が今期4Q以降になると思いますが、次の収益へ繋ぐ為しっかり作り上げていきたいと思います。

 

補足:フランチャイズポータルシステム(FCPS)

フランチャイズポータルシステム(プロジェクト名:マッチングサイト用コアシステム)は、FCを運営するFC本部(フランチャイザー)とFCに加盟したい加盟店候補(フランチャイジー)をマッチングするサービス提供が可能なWEBシステムです。

フランチャイズポータルシステム(FCPS)のイメージ

フランチャイズポータルシステム

フランチャイズポータルシステム2

その他、FCPSの特色(予定)

不要情報の排除既存のFCマッチングサービスとは異なり、不要なWEB広告は掲載しない事を基本とします。(ただしターゲットが希望すれば表示できるように、切り替え可能にする。)
業界・分野と情報の絞り込み特定業界・分野特化とする事、ならびに上述の事前絞り込みの併用によって、掲載情報の質、ならびにサイト利用者の質の双方を向上させて、FC本部・加盟希望者双方の満足度を底上げします。
信頼できる

検索結果表示

PR機能等は全て排除して、FC本部と加盟希望者の双方にとって使いやすい、検索結果を表示する方式とします。
こうする事で結果的にFC本部・加盟希望者双方の満足度が高まり、結果的に利用者の増加、利益の増加につながります。
検索機能のスピード向上サーバメモリに“データのゴミ”が溜まるとサーバ動作が低下して検索機能の反応が鈍り、使い勝手が悪くまります。
本システムではこのような状況を引き起こさないように
サーバメモリ処理に関するプログラム設計を最適化して、検索機能の快適な使い勝手を保持します。
情報コンテンツの掲載ターゲットの業種・分野に関する読み物(文章コンテンツ、マガジン)を掲載・更新できる仕様とします。これはFC加盟希望者がFC本部探しをする際の参考情報になると同時に、サイトそのものの“質”を高め、Google等の検索エンジンからの評価を上げる事で、閲覧者がサイトを見つけて訪れやすくするという「SEO対策」も兼ねています。

サービスの詳細

新サービスの内容1 … FCマッチングサイトの制作、立上げ支援

サイト制作前にまずターゲットと打合せを行って「どのようなFCマッチングを後押ししたいのか」「どのようなサイトにしたいのか」をヒアリングして、サイト制作作業を決定するための判断材料とします。
ヒアリング結果をもとに、制作するサイトの機能・データベースをターゲットの業種・分野に適した設計にします。ただし、一般的な開発方法では6か月近くかかるこの開発プロセスを、新サービスでは最短1ヶ月以内で実施する事によって、短納期化・低コスト化を実現する事を目標とします。その実現のために用いるのが、本計画で新たに開発するマッチングサイト用コアシステムです。

新サービスの内容2 … FCマッチングサイトの運営助言サポート

サイトは基本的にターゲットが自ら運営してもらう事になりますが、ターゲットはサイト運営の経験がほとんどないであろう事は十分に予想できます。そこで既存事業(FC運営本部とシステム開発)のノウハウをもとに、運営に関する助言ならびに運営代行業者(サーバ業者、WEBサービス保守管理業者)を紹介あるいは仲介して、円滑な運営を行ってもらえるようにサポートを継続していきます。
また、情報コンテンツはSEO対策としての効果を高めるためにも定期的に更新する必要があります。これもターゲットが自力で行う事は困難だと考えられるため、既存事業のICTサービスのノウハウを活かして当社が代行します。

 








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