IT活用

Xserverでメールのみを使うときのDNSの注意点

やすひさてっぺい です。

設定で失敗してゾッとしたので、忘れない様に、もしくはどなたかのお役に立てる様に、備忘録として残します。

前提

Valueドメインでドメインを管理していたのですが、XserverはDNSを自身のシステムで管理したがる環境ですので、DNSをXserverに向き先を変えようとしているところです。

さらには、WEBはまだ前のサーバーで、メールだけをXserverに先に移管する必要が出た為、その設定をしています。

作業

元々のNSレコード通りにXserverのNSレコードを書き換えて、いざDNSの向き先を変更します。

失敗

10分後、担当の営業から「エラーが返ってきたけど問題ないですよね?」

エラー内容を見てゾッとします。

メールはXserver側からのエラーでした。

で、気がつきます。

XserverのNSレコードのディフォルトの設定では MXレコードが [ドメイン名] に指定されています。

ということは、ドメイン名が指しているところにメールが届くわけです。

Aレコードで指定した前のサーバーに、そのままWEBはありますから、メールもそこにお届けされているということです。

  1. MX=ドメインを見ろ
  2. ドメイン=古いWEBサーバーを見ろ
    (ゆえに) MX=古いWEBサーバーを見ろ

という風に設定上なってしまっています。

で、大慌てで直すのですが、

やり方は至極簡単。

設定方法

MXレコードのところに、該当のサーバー情報を登録すれば良いです。

具体的には、

Xserverのサーバーパネル
 >アカウント
  >サーバー情報
   >ホスト名

xbiz-panel

うちはxbizを使っていますので、xbiz.ne.jpとなっていますが、画面 xserver.jp は一緒です。

このホスト名を MXレコードで指定しないと、古いWEBサーバーに飛んでしまいますので、ご注意ください。

ちなみに、素早く対応できたのでこと無きを得ました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP