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[KRG-IR] R8期(第13期) Q2決算報告

KRG INVESTOR RELATIONS

[KRG-IR]令和8年度(第13期)第2四半期 決算報告

― MQ会計(STRAC)で見る 第2四半期の損益構造 ―

対象期間・開示日2026年5月〜7月(新四半期「夏26」)/開示日 2026年9月29日
R8 第2四半期売上 15,543千円/経常損失 ▲5,441千円/f/m比率 151.36%(ランクD)/純資産 14,166千円/自己資本比率 36.73%

本資料は損益を西順一郎先生のMQ会計(STRAC)の構造で開示するものです。

PQ売上
¥15,543
前四半期比 -54.1%
MQ粗利
¥10,593
粗利率 68.15%
G経常利益
¥▲5,441
=当期純利益(特別損益なし)
F固定費
¥16,034
F3営業外(純額)含む
f/m比率
151.36%
ランクD(100〜199%・赤字企業)
純資産
¥14,166
自己資本比率 36.73%
当第2四半期の成果:4月より伊藤執行役員を管掌トップとする新体制が始動。協会大學校向け学習基盤「fans3」がテスト稼働を開始した。新卒2名も新体制のもとで着実に稼働している。

当期トピックスTOPICS

業績
当第2四半期の経常損益は▲5,441千円の赤字となった。特段の一過性要因を除いた「今の自力」の数字であり、今後この水準にどれだけ上乗せできるかが焦点となる。
IT事業
4月より伊藤執行役員が管掌のトップに就任し、新体制が幕開けした。協会大學校向け学習基盤「fans3」はテスト稼働を実施した。
協会事業
教育事業(協会大學校)のテストマーケティングは7月実施を予定していたが間に合わず、8月へずれ込んでいる。
タレ事業
唐揚げのタレ等の独自商品事業は、想定より準備に時間を要している。改めてのテコ入れが必要な状況。
組織・人材
新卒2名は活躍しており、新執行役員のもと鋭意稼働中。新執行役員体制への移行に、移行期間を設けていなかった。移行にも準備がいると改めて認識した。

損益計算書(要約)P/L

単位:千円 / 第2四半期(夏・5〜7月)単体
科目金額備考
PQ売上高15,543IT・協会・タレ他 合算
VQ仕入高(変動費)4,950VQ率 31.85%
MQ売上総利益(粗利)10,593MQ率 68.15%
販売費及び一般管理費16,117F1・F2・F4・F5の合計
営業利益▲5,524
営業外収益162受取利息・雑収入
営業外費用79支払利息
G経常利益(=当期純利益)▲5,441特別損益なし

貸借対照表(要約)B/S

当第2四半期末の財政状態。単位:千円。

資産の部

現金及び預金9,637
売上債権(売掛金)11,048
その他流動資産4,073
流動資産 合計24,758
有形固定資産(償却後)▲2,845
無形固定資産(ソフトウェア)14,221
投資その他の資産2,431
固定資産 合計13,808
資産の部 合計38,566

負債・純資産の部

流動負債 合計9,946
固定負債 合計14,454
負債の部 合計24,400
純資産の部 合計14,166
負債・純資産の部 合計38,566

自己資本比率 36.73%

※ 有形固定資産合計が償却後マイナス(▲2,845千円)となっているのは、利用会計システム(FMクラウド会計)の仕様により、無形固定資産(ソフトウェア)の減価償却を無形側で処理できず、有形固定資産側でマイナス計上されているためです。実際に有形資産が不足しているわけではありません。

STRAC図(MQ会計表 P/L)STRAC / MQ ACCOUNTING

▶ この図でわかること:売上(PQ)がどのように変動費(VQ)・粗利(MQ)・固定費(F)・経常利益(G)へ配分されたか、そのプロセス全体を一目で確認できる。

縦の高さ全体がPQ(売上)。PQを縦にVQ+MQに分け、MQをさらにF+Gに分けます。狙いは右下のG(経常利益)です。

KRG inc. MQ会計表 P/L 令和8年度 第2四半期(R8 Q2) 単位:千円 PQ(売上) 15,543 VQ(仕入原価) 4,950 MQ(粗利) 10,593 F(固定費) 16,034 G(経常利益) ▲5,441 当期赤字 VQ率 31.85% MQ率 68.15% f/m比率 151.36% g/m比率 ▲51.36% Fの内訳(千円) F1 人件費6,022F2 経費6,076F3 営業外▲83F4 未来投資2,348F5 減価償却1,670 F 合計16,034
PQ 15,543 = VQ 4,950 + MQ 10,593 MQ 10,593 = F 16,034 + G ▲5,441

※ 単位:千円。Fは営業外(F3)を含むため、G=経常利益(=当期純利益)です(特別損益なし)。f/m比率=F÷MQ(151.36%)。g/m比率=G÷MQ(▲51.36%)。図は比率(f/m・g/m)を示す概念図で、箱の高さは実寸ではありません。

固定費(F)の内訳FIXED COST

▶ この図でわかること:固定費のうちどの費目が重いか。F1人件費とF2経費で合計の75%超を占めている。

単位:千円
区分内容金額構成比
F1 人件費役員報酬・給料賃金・契約パートナー費・役員社宅6,02237.56%
F2 経費地代家賃・業務委託・支払手数料・通信費 等6,07637.90%
F3 営業外(純額)支払利息-(受取利息+雑収入)▲83-0.52%
F4 未来投資(戦略費)会議費・研究開発費・広告宣伝費・福利厚生費 等2,34814.65%
F5 減価償却費1,67010.42%
F 合計16,034100.00%

※ 内訳の合計は千円未満四捨五入の影響で合計値と一致しない場合がありますが、数値は改ざんせずそのまま掲載しています(F1〜F5の単純合算は16,033千円、F合計は円単位から直接丸めた16,034千円)。

経営指標KEY METRICS

▶ この図でわかること:収益性・安全性ともに悪化しており、f/m比率は「D:赤字企業」水準にある。

自己資本比率
36.73%
純資産 ÷ 総資産
f/m比率
151.36%
F ÷ MQ(ランクD)
安全余裕率(g/m)
▲51.36%
G ÷ MQ
ROE
▲38.41%
G ÷ 純資産
ROA
▲14.11%
G ÷ 総資産
EBITDA
▲3,853千円
営業利益+減価償却費(F5)

f/m比率ランク(西式MQ会計・目安)

ランクf/m比率評価当期・前期の位置
S〜59%超優良企業
A60〜79%優良企業
B80〜89%普通企業
C90〜99%危険水域
D100〜199%赤字企業← 当期(R8 Q2) 151.36% / 前期(R7通期) 166%
DD200%〜倒産路線

※ 当期(R8 Q2・151.36%)・前期(R7通期・166%=既報値)は、いずれもランクD(100〜199%・赤字企業)の範囲内です。同じランク内での位置づけのため、本表では行の背景色ではなくバッジで両者の値を併記しています。

事業別セグメント損益BY BUSINESS LINE

▶ この図でわかること:ITが売上の7割超を占める一方、協会(マネジメント関係)はMQ率9割と最も収益性が高い。

単位:千円 / MQ率 = MQ ÷ PQ
セグメント売上 PQ構成比変動費 VQ粗利 MQMQ率
IT11,62874.8%4,2227,40663.7%
協会3,31421.3%3352,97989.9%
タレ5993.9%34725142.0%
その他1941.2%0194100.0%
調整(補助科目なし)▲190-1.2%46▲237-
合計15,543100.0%4,95010,59368.2%

※ セグメントは損益計算書の科目区分(IT関係/マネジメント関係=協会/タレ関係/その他/補助科目なし)をそのまま用い、各区分のPQ-VQ=MQとして算出(合計は売上高合計・売上原価合計・売上総利益と一致)。

前四半期との比較QoQ

▶ この図でわかること:第1四半期の黒字から一転、第2四半期は固定費水準を維持したまま売上が半減し赤字に転じた。

指標R8 Q1(春26)R8 Q2(夏26)増減
PQ 売上高(千円)33,86515,543-54.1%
MQ 粗利(千円)23,52810,593-55.0%
F 固定費(千円)17,40616,034-7.9%
G 経常利益(千円)6,123▲5,441黒字→赤字に転落
f/m比率73.98%(A)151.36%(D)大幅悪化
自己資本比率43.29%36.73%6.56pt低下
ROE31.23%▲38.41%
ROA13.52%▲14.11%
EBITDA(千円)7,841▲3,853

※ 本表のR8 Q1実績は、本報告書と同一の財務データ(2026年9月29日時点データ)から著者が独自に再算出した値です。R8 Q1決算報告時点の公表値(f/m比率71.1%・自己資本比率44.4%等)とは、Q1確定後に追加計上された会計処理の影響で若干の差異があります。詳細は末尾「注記」参照。

通期業績推移ANNUAL TREND

▶ この図でわかること:決算期変更を経て黒字化した第11期以降、R7期に大幅赤字を計上。R8は上半期時点で小幅な黒字圏にとどまっている。

単位:千円(自己資本比率は%)
期売上高経常利益当期純利益純資産自己資本比率備考
第9期52,34915,24415,06441,33994.0%
第10期54,926▲583▲9,55231,78763.0%
第11期60,6674,1206,03637,82285.5%8ヶ月・決算期変更の移行期
第12期(R7)66,806▲22,957▲24,33713,48529.6%
第13期(R8)49,40968268214,16636.7%上半期実績(Q1+Q2累計)

※ 第13期(R8)行は通期実績が未確定のため「上半期実績(Q1+Q2累計)」を掲載しています。

事業計画への進捗PLAN PROGRESS

▶ この図でわかること:上半期終了時点で通期計画に対する進捗は売上4割・利益1割未満にとどまっている。

指標R8通期計画上半期実績進捗率
売上高(千円)120,00049,40941.17%
利益(経常利益・千円)11,8706825.74%
自己資本目標(千円)28,00014,16650.59%(期末残高ベース)

※ 上半期実績は第1四半期(春26)+第2四半期(夏26)の累計。経常利益の累計682千円には、第3四半期分として既に計上されている小額の残差(▲18千円・未到来期のため本報告の対象外)は含めていません。

上半期(Q1+Q2)累計 参考情報H1 CUMULATIVE (REFERENCE)

▶ この図でわかること:本報告(当第2四半期単体)に加え、参考情報として第1四半期+第2四半期を合算した上半期累計の損益・指標を示す。

本報告書の本体は当第2四半期(夏26)単体の実績です。以下は参考情報として追加した、第1四半期実績・第2四半期実績をそのまま合算(貸借対照表は当第2四半期末=上半期末の残高をそのまま使用)した上半期累計の数値です。

上半期累計 損益計算書(Q1+Q2合算・千円)
科目金額備考
PQ売上高49,409Q1 33,865+Q2 15,543
VQ仕入高(変動費)15,287VQ率 30.94%
MQ売上総利益(粗利)34,121MQ率 69.06%
販売費及び一般管理費33,474F1・F2・F4・F5の合計
営業利益647
営業外収益209受取利息・雑収入
営業外費用174支払利息
G経常利益(=当期純利益)682特別損益なし
固定費(F)内訳(上半期累計・千円)
区分金額構成比
F1 人件費12,37437.00%
F2 経費13,03538.98%
F3 営業外(純額)▲35-0.10%
F4 未来投資(戦略費)4,72414.13%
F5 減価償却費3,3419.99%
F合計33,440100.00%

※ F1〜F5の単純合算は33,439千円、F合計は円単位から直接丸めた33,440千円です。千円未満四捨五入の影響でわずかに一致しませんが、数値は改ざんせずそのまま掲載しています。

自己資本比率
36.73%
純資産÷総資産(当第2四半期末・上記B/Sと同値)
f/m比率
98.00%
F÷MQ(ランクC)
安全余裕率(g/m)
2.00%
G÷MQ
ROE
4.81%
G÷純資産
ROA
1.77%
G÷総資産
EBITDA
3,988千円
営業利益+減価償却費(F5)
上半期累計のf/m比率は98.00%でランクC(90〜99%・危険水域)です。当第2四半期単体(151.36%・ランクD)よりは軽いものの、第1四半期単体(73.98%・ランクA相当)より悪化した水準にあります。

※ 本セクションのQ1実績は、上記「前四半期との比較」と同じデータソース(財務データPDFのQ1列)から独自に再計算した値です。R8 Q1決算報告時点の公表値(f/m比率71.1%・自己資本比率44.4%等)とは、Q1確定後に追加計上された会計処理の影響で若干の差異があります(詳細は「注記」参照)。貸借対照表由来の指標(自己資本比率・純資産・ROE・ROAの分母)は上半期累計ではなく、当第2四半期末(上半期末)時点の残高をそのまま使用しています。B/Sは期間累計ではなく時点残高のためです。

代表取締役メッセージMESSAGE

当第2四半期は経常損益▲5,441千円の赤字となりました。赤字の主因は人件費の拡大です。伊藤執行役員・前原執行役員という新体制への移行にともなう調整に加え、その移行準備に工数を割いたことで案件獲得のための稼働が十分に取れませんでした。また、教育事業(協会大學校)の準備、とりわけ学習基盤「fans3」の開発にも相応の時間を要しました。

F4(未来投資費)の水準そのものは従来から大きくは変えていません。協会大學校については「fans3」がようやく稼働を始め、現在は「まるなげセミナー」での公開に向けた準備を進めている段階です。

今回、各種の準備が重なったことで売上を落としましたが、伊藤執行役員のもとで体制の環境が整い次第、システム案件は安定していく見込みです。協会大學校については需要そのものがまだ読み切れておらず、引き続き挑戦を続けます。

約544万円の赤字——これが、何もしなければ出る「今の自力」の数字です。ここにどれだけ上乗せできるかが、今後の勝負どころだと考えています。株主の皆様には、新体制の立ち上がりに伴う一時的な負担であることをご理解いただければ幸いです。

注記NOTES

  • 金額は特に断りのない限り千円単位(円単位の実額を四捨五入)で表示しています。端数の関係で内訳の合計と総額が一致しない箇所がありますが、数値そのものは改ざんせずそのまま掲載しています。
  • 本報告書の本体は当第2四半期(夏26)単体の決算報告です。「上半期(Q1+Q2)累計 参考情報」は、2026年9月29日に追加した参考セクションで、第1四半期実績と第2四半期実績を単純合算したものです(貸借対照表項目は当第2四半期末の残高をそのまま使用)。STRAC図・前四半期比較・通期業績推移表・代表メッセージ・トピックスは、いずれも当第2四半期単体のままで上半期累計への置き換えは行っていません。
  • 本報告の対象期間はR8第2四半期(新四半期区分「夏26」=2026年5〜7月)単体です。第3・第4四半期はまだ到来していないため対象外としていますが、会計データ上は第3四半期にごく小額の残差(販管費18,210円・経常利益▲18,210円)が既に計上されています。これは既に発生していた小口経費(旅費交通費・備品消耗品費)で、本報告の集計には含めていません。
  • 有形固定資産(償却後)のマイナス表示は、FMクラウド会計の仕様上、ソフトウェアの減価償却を有形固定資産側で処理しているためで、実際の資産不足ではありません(B/Sセクション参照)。
  • 「前四半期との比較」セクションのR8 Q1実績は、本報告書と同じ財務データファイルからQ1列を独自に再計算した値です。当時(R8 Q1決算報告時点)に公表した値(f/m比率71.1%・自己資本比率44.4%・ROE34.3%・ROA15.3%・EBITDA8,777千円等)とは、Q1確定後に追加計上された仕訳の影響とみられる差異があります(例:F合計は当時公表17,405千円→本データでは17,406千円、純資産は当時公表20,550千円→本データでは19,607千円)。過去の公表値を訂正するものではなく、本報告書内の前期比較を同一データソースで整合させるために独自算出した参考値である旨を明記します。
  • ROE=G(経常利益)÷純資産、ROA=G÷総資産、EBITDA=営業利益+F5(減価償却費)として算出しています(R8 Q1公表値から算出式を逆算し、Q2にも同一方法を適用)。
  • 事業別セグメントは、損益計算書の科目区分(IT関係/マネジメント関係=協会/タレ関係/その他/補助科目なし)をそのまま用いてPQ-VQ=MQを算出したものです。
  • f/m比率ランク表の「前期」は前年度(R7通期・既報値166%)を指し、「前四半期との比較」セクションの比較対象(R8 Q1)とは異なる期間です(混同を避けるため、各所に対象期間を明記しています)。

ケーアールジー株式会社(KRG inc.)
代表取締役 やすひさてっぺい
2026年9月29日

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